知らないと損をする!ナースが教える正しい点眼のやり方

知らないと損をする!ナースが教える正しい点眼のやり方nurse

皆さん目薬は上手くさせていますか?

ボトルから雫が落ちそうな目薬

以前眼科看護師として6年間働いたことのあるアラフィフナースです。

その間に
点眼に対する悩みを
たくさん聞いてきました。

薬を目に入れる行為ですので

  • 少し怖くて抵抗がある
  • 目薬をさしても
    なんだかスッキリせず
    効果があるのかどうか
    よく分からない
  • 指先が思うように動かせなくて
    点眼できない
  • 1回で
    目に薬を入れることができなくて
    薬がすぐ無くなる

など
目薬に関していろいろな悩み
があると思います。

目薬は
点眼する人のやり方技術
により
適切な効果が
得られない場合があります。

つまり
正しい方法で目に薬を入れないと
ただの薬の無駄遣い
になってしまいます。

それじゃあ
目薬を差してる意味がないわね~

目薬にも
お金がかかってるから
無駄にはしたくないし
どうしたらいいんだろう...

私はコンタクト装用歴が長く
ドライアイなため
1日3回は点眼をしています。

ドライアイに
長年悩まされてきましたが
この方法で点眼するようになってから

目の状態が驚くほど良くなった
ので是非試していただきたい方法
です。

今回は
点眼するのが得意な元眼科看護師が
悩みを解消するための
点眼しやすい方法
目薬の効果を確実に得られる
ほんのひと手間

ご紹介しようと思います。

疲れ目の人はお試しあれ

手を洗う

手洗い

まず
点眼前に石鹸を使って
手洗いをしましょう。

点眼時は
目薬の容器や
まぶたに触れながらの動作
になります。

いずれも
清潔な手で扱うようにしましょう

姿勢を整える

立位と座位

立ってる状態

立ち仕事の人は
この状態で点眼するのが
最も多いかと思います。

両足を肩幅程開いて立ち
片足を軽く一歩前
に出して立ちます。

立った状態で
顔を上に向けると
フラフラと不安定
になりがちです。

しかし
このように立つと
フラフラしないで
立つことができます。

私も
一番この姿勢で
点眼することが多いです。

座ってる姿勢

立った状態が
不安な方は
座った状態で点眼しましょう。

デスクワークが
メインの人や
高齢者に
おすすめな姿勢です。

椅子に深く座り
背中を
背もたれにピタッとくっつけた状態
で座ると
点眼しやすいです。

顔を上に向ける

普段
上を見る
という動作はあまりしないと思いますので
やりにくい
という方の方が多いと思います。

顔を
上に向ける時は
アゴを上げるように意識し
上を見るようにする
と顔が上に
上がりやすくなります。

腕を顔より上に上げる

顔を
上に向けたら
今度は
その顔の位置より
上に
腕を上げなければなりません。

首や肩のコリがある人は
ちょっとしんどい
かもしれません。

点眼する

聞き手に
目薬を持ち
反対の手で
下まぶたを引き下げ
目薬を
1滴目に入れます。

このとき
容器の先端が
目やまぶた
まつげに
触れないようにしてください

容器の先端が目やまぶたに触れた状態で目薬を入れると、先端から涙や分泌物を容器の中に吸い上げてしまうおそれがあります。目薬とそれらが混ざってしまうと、容器の中で雑菌が繁殖し目薬が汚染され不潔になってしまいますし、成分が変化する可能性があります。

容器の先端は
目にくっつけないように
注意して点眼するようにしましょう

目頭を押さえる

点眼したら目を閉じます。

パチパチとまばたきはしないようにしてください

ぱちぱちとしてしまうと
薬液がすぐに
目頭にある涙点
という穴に
流れ落ちてしまいます。

それでは
目薬を
目全体に
行き渡らせることが出来ません。

点眼したら
目頭のあたり(目頭のやや鼻より)
に涙嚢部とよばれる所がありますので

そこを押さえます。

この状態で
1〜5分キープすると
目薬が目全体に行き渡り

ちゃんとした効果を
得られることができます。

このひと手間がとても大事ですし
これをすることで
効果をより感じることができます。

拭き取る

点眼後は
まぶたを閉じ
目からあふれた目薬を
拭き取ってください。

目薬の成分によっては
目の周りの皮膚が
かぶれる原因になる可能性
もあります
ので、

ティッシュやガーゼを使って
優しく拭き取るようにしましょう。

一般的な人向けには
このような点眼方法で
良いかと思いますが
それでも
なかなか上手く点眼できない人たち
もいらっしゃいます。

そのような人たちのために
さらにご紹介したいと思います。

げんこつ法

この方法は
安定感があり
点眼しやすい方法です。

まず
右手に目薬を持ったら
左手は
親指を中に入れて
げんこつを作ります。

げんこつにした左手を
点眼したい目の下に当て
そのまま
下まぶたを引きます。

左手のげんこつの上に
目薬を持った右手
を乗せます。

すると
右手がぶれずに
固定する事ができるので
とても安定して
点眼することができます。

仰向けで点眼

あともうひとつは
点眼する時に
首や肩が痛くて
顔を上に向けたり
手を
頭より上に持ってく動作
がきつい
という人におすすめです。

そのような人は
まず
ベッドや布団に
仰向けになります

その状態で点眼をします。

この方法だと
首を後ろに傾けたり
腕を高く上げる
という動作をしなくても
点眼ができますので
座って点眼するよりも
断然楽
点眼が可能だと思います。

まとめ

今回ご紹介した点眼方法は
みなさんが思うような
点眼のやり方でしたか?

そして
自分に合う点眼方法は
ありましたか?

長年
ドライアイに悩まされてきた私ですが
ただ点眼するのと
ほんのひと手間加えるのでは
効果がぜんぜん違う
実感してます。

是非一度試してみてください。

正しい方法で点眼し
目をスッキリさせましょう。

また病気の早期発見のために
眼科検診を定期的に受診するのを
おすすめします。

いくみん
いくみん

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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