こんにちは~。看護師として15年が経ちましたいくみんです。
看護師の仕事ってどうなの?
最近高校生の娘に聞かれた言葉です。
娘は高校生になり成長するにつれて将来の進路のことを考える時が増えてきました。
いろいろな仕事があり進路もさまざまある中で
看護師はなりたい職業ランキングでいつも上位
となっています。
一般的にはネガティブなイメージがあるのにもかかわらず、看護師になりたいという人が多いのは個人的に嬉しく思います。
確かに大変な仕事だと思いますが、私の一個人の意見として看護師という仕事は良い方だと思って働いています。
今回は
看護師の仕事に興味がある方や
これから
看護師を目指そうと考えている人へ
「看護師として働くとどんなメリットがあるのか?」について看護師の私が看護師になって良かったと思うことを理由も添えてお伝えしようと思います。
安定した給料
給料は高い安いは別として、かなり安定しています。
実際に現在コロナ禍で経済は低迷していますが、病院受診する患者さんの数は大きく減少はしていませんので病院の収益も大きくは下がっていないと予測されます。
そのためなのか
給料を下げられたことは今まで経験したことがありません。
コロナ禍以前も不景気の中過ごしてきていますが、必ず昇給はありましたしボーナスカットなども受けたことはありませんでした。
ありがたいことです。
このことから
看護師の給料は景気に左右されにくいといえるでしょう。
将来的高まる需要
皆さんご存じだと思いますが、数年先にAIの時代が到来するといわれてます。
そのせいで需要がなくなる職業もたくさんあるといわれています。
例えば各種事務員や窓口業務、受付業務など...他にもたくさんありますが、これらはすべて機械やパソコンで処理できるように今後少しずつ移行されるといわれています。
AIの時代と看護職の関係
それじゃあAIが入ってきたら看護師はどうなるの?
私的にはお願いできるのならAIに頼みたいところですが、考えてみると
看護師の仕事はAIにはできない仕事
がたくさんあります。
例えばAIはたくさんのデータを読み取って分析し体の状態を予測するなど、普段私たちがやっていることが瞬時にできるかもしれません。
しかしもっと一歩踏み込んで
患者さん一人ひとりの個別性を考え
心に寄り添い
安心を提供するコミュニケーションをとる
こんなことはAIではなかなか難しいでしょう。
つまり将来的に考えても看護職の需要は
なくならないといえるでしょう
現在日本は超高齢社会を迎え2025年問題など医療についての問題をたくさん抱えています。
2025年問題と看護師
2025年問題と看護師ってどんな問題があるの?
高齢者の数が増えることで必然的に患者さんの数は比例しますので医療の現場では医師不足や看護師不足となることが予測されます。
看護師の立場から考えると、現在でも看護師の数は充足しているとはいえませんので、このままでは更にハードな業務内容となりそうです。
看護師一人ひとりの負担が増えてしまうと
看護の質を良好に保てなくなったり
仕事がきつくて
離職する看護師が出始め医療が回らなくなる
という最悪な事態が懸念されます。
考えただけでもゾッとしますね。
2025年問題も加えこれから先超高齢社会が進むということは患者さんの数も増え続けると考えられます。
そうなると今でも人材不足な看護師は
更に需要が高まることとなるでしょう。
転職が有利
看護師は転職に関して困ったことがありません。
看護師の転職をサポートしてくれるサイトもたくさんありますし、ハローワークの求人もたくさん掲載があります。
しかも時代背景とともに看護師の働く場所は年々多様化されています。
看護師の職場は病院やクリニックだけではありません。
- 介護施設
- 訪問看護施設
- 保健所
- 市役所
- 保育園
- 幼稚園
- 検診センター
- 企業やホテルなど
さまざま就職先の選択肢が増加傾向にあります。
病院やクリニックは夜勤が必ずあるといった労働条件が多いですが、日勤だけで日祝休みといった働き方も十分できるようになると、子育てしながらでも働きやすいなどワークライフバランスが取りやすく女性としてはとても好都合です。
子育てしながら働けるのはとても心強いです!
転職に関してなかなか仕事がみつからなくて大変だというようなことは今まで全くありませんでしたし、逆に働いてみたいなあと思うところが多すぎて悩むくらいでした。
良い病院の選び方はこちらを参考にしてみてください。
日々勉強
医療は日々勉強が必要になります。
常に最新が求められ考え方や方法は常にアップデートされているため、その都度情報を確認し自分の仕事に反映していかなければなりません。
新しい医療の研究や発見、新しい薬などが公開されるたびにそれに合ったやり方を考え実践していくために多くの医療機関では勉強会や研修を定期的に行っています。
そのため医療機関では患者さんの処置一つとってもやり方や使う道具や薬が変わるのは、決まっておこるイベントのようなものになっています。
医療行為は必ず学習が必要です。
なんか大変そうだね
一見「面倒そうだ」とか「難しそう」と思われるかもしれませんが、仕事として毎日毎日同じことを何年もやるより内容が少しずつ変化しているほうが気晴らしになり、仕事の効率は良くなると感じています。
更に仕事をすることで医療について学べるということがとても誇りに思いますし、看護師としてのモチベーションが上がり、仕事に対してやりがいを感じます。
看護師は患者さんの命や人生に関わる仕事をしていますので、医療の進歩に基づきそれらを学びながら仕事ができるのは幸せなことだと思います。
病気からかけ離れた生活を理解している
看護師はとにかく健康的でいきいきとした若い人が多いです。
- 運動する時間がないから徒歩で通勤
- 病院の5階まで階段を使って移動
- お弁当を作って持ってくる(インスタントの食事やコンビニ弁当などを買わない)
- ホットヨガ・整体院・リンパマッサージなどで疲れた体のケア
このように年齢に関係なく健康のためにしていることがたくさんあり関心することがあります。
看護師の仕事は
少しでも病気に近づく患者の行動を回避するよう促すという役目があります。
そのため病気の機序や体のメカニズムを理解し、日々自分でも無意識に病気から回避した生活ができている人が多いのです。
あと、そもそも看護師の仕事は体力も頭脳も必要としますので健康でないと続けるのは難しい仕事であります。
仕事のために健康に関する正しい自己管理が求められています。
普段から看護師は人のため、仕事のため、自分のために健康を促進する行動をしています。これらのことが健康や若さに結びついていると考えられます。
貯金ができる
世の中の人たちの共通認識は「看護師=忙しい」だと思います。
業務の範囲が広いのが看護師の仕事の特徴でもあります。
検査介助、処置、ナースコール、入院などの業務が同時に重複するなんて日常的な光景であり、それに加えてルーティン業務も並行して行わなければならないとなると、時間内に業務を終わらせるために朝から全力疾走します。
夕方にはヘトヘトになるときもあります。
だから休みの日は体を休ませるために本気で休んでいます。
そうじゃないと体力が持たないときがあります。
家庭を持ち子どもが増えると、休みの日に自分の楽しみのために時間を使うことができないため、その分ご褒美としてお金がどんどんたまっていきます。
えっ?それってどうなの?
メリットといえないという考え方もあるかもしれませんが、仕事をやる理由の大半はお金です。
人間、忙しい仕事ができる年齢や時期も限られていますので、その中でそういった体験ができるのはとても貴重でラッキーなことだと思います。
必ずあの時頑張って仕事できてよかったなあと実感すると思います。
私にも新人の時そのような時期がありましたが、決して無駄にはならなかったし逆に看護師だからできた経験なのでとても嬉しく思っています。
【まとめ】看護師として働くメリット
他にもたくさんあるかと思いますが、今回は私の一個人の意見としてお伝えしていきました。
特に看護師に興味がある方や今から看護師を目指している方たちはどうぞ参考にしてみてください。
これを読んで看護師になりたいと思う方がもっと増えたら嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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